★今日何食べた?★
■パリの1日■ 午前中はパリの市内観光。 パリはイタリアと違ってちょー寒いっっ!! 始めにノートルダム寺院を見学。 建造物はやっぱりすばらしかったけど、イタリアで見てきた数多くの建物との違いがあまりよくわからず、 だんだんこの手の見学にも飽きてきた・・・。 しかし、「この手の見学」もノートルダム寺院が最後。 後はエッフェル塔やコンコルド広場、シャンゼリゼ通り、凱旋門・・・とパリならではのスポットを観光。 パリはやっぱりおしゃれでとてもステキな町。 古いものと新しいものが見事に調和している。こんなところで生活してみたいと思った。 今回の旅行で、「ここで生活してみたい」と思ったのはパリが初めてだわ♪ 午後からはフリータイム。 母と私は、親戚のおにーちゃんから出発前に「パリに行ったら絶対ここでランチを食べた方がいいよ」 と教えてもらったお店に出かけた。 そこは何とラーメン屋さん。 何もパリにきてまでラーメンなんて食べなくても・・・という気持ちがあったが、 さすがにイタリアでパスタばっかの食生活を続けていると、 ラーメン好きの私としてはなんとしてでもラーメン屋さんに行きたくなってしまい、 胃の形がすっかりラーメンになってしまっていた。 おにーちゃんが教えてくれたお店はパリに数件あるラーメン屋さんの中でも一番おいしいと評判のところ。 さっそくオペラ通りを歩いてラーメン屋探し。 パリはどんなに小さい通りにもすべて名前がついていて、とてもわかりやすい。迷うことなくお店に到着できた。 久しぶりに食べたラーメンのおいしいこと!! 母と2人で何度も「おいしいねー」を連発しながらラーメンでおなかを満たしたのでありました。 食事の後はルーブル美術館へ。 ルーブル美術館、広いとは聞いていたけどまさかこんなに広いとは!!! ひとつひとつをゆっくり見ようと思ったら数週間はかかることだろう。 そんなに長い時間はなかったので、 とりあえず私がみたかった「ミロのビーナス」「モナリザ」「ナポレオンの戴冠式」 そして「民衆を率いる自由の女神」の5つだけでも探そう!と中に入る。 たった5つの作品だけなのに、それぞれたどり着いて鑑賞するのに2時間以上もかかってしまった。 広すぎるよー、ルーブル! 次回はルーブル美術館鑑賞のためにまる1日用意しとかないと。 いや、それでも足りないな。 ルーブルを後にして、カルーゼルの凱旋門を見て、 チュイルリー公園を通ってコンコルド広場へ。 ここはその昔マリー・アントワネットやルイ16世がフランス革命の折りに処刑された場所。 今は平和色を出すため「コンコルド広場」と名前を変え、 また大きな観覧車もあってとてものどかな雰囲気。 この観覧車、回るスピードが速いのなんの! 走って乗らないと絶対ムリだ。 ましてや1回で2人なんて絶対乗り込めるスピードじゃないよ。 さすがに、観覧車に乗るために打撲したくなかったので乗るのは断念。 しかし後から聞いたら人の乗り降りの時には観覧車を止めるそうだ。 そんでもってそんなにしょっちゅう止めるわけには行かないので、 常に2組の乗客しか乗せないのだそうだ。 なんだよ、そんなことなら乗ればよかったよ・・・。 この観覧車は「移動式観覧車」だそうで、 本当は今年の1月には撤去の予定だったのが、評判がよくてまだコンコルド広場にいるのだそうだ。 でも次に訪れたときにはもうどこかに行っちゃってるんだろうなー。残念。 そうこうしている間にホテルに戻らなければならない時間になったので、 マドレーヌ寺院近くのマドレーヌ駅から地下鉄に乗り込む。 パリは地下鉄が発達していて、移動にとても便利。 私たちが乗った地下鉄は一番新しい路線で、東京の南北線とゆりかもめが合体したようなものだった。 地下鉄に乗って10分ほどで、ホテル近くの駅に到着。 夜は「バトー・ムーシュ」というセーヌ川からのパリの夜景を見ながらのディナー・クルーズ。 (トム・クルーズではない) 乗り場まで、母子2人の移動が心配だということで、ガイドさんが一緒に連れて行ってくれた。 なんて親切なんでしょう♪ 地下鉄を乗り継いでアルマ橋近くのバトー・ムーシュ乗り場に到着。 ガイドさんにお礼を言って別れ、私達は船に乗り込む。 船は天井から窓にいたるまでガラス張りで、夜景がよくみえる。 ライトアップされたエッフェル塔や、 自由の女神の像(この像、しばらくお台場に来ていたよねー)、 ルーブル美術館、ノートルダム寺院をセーヌ川から眺める。 なんてキレイな夜景なんでしょう。 しかも、ディナーのウマいこと!ウマいこと! 特にフォアグラと伊勢エビが絶品!出された1本のシャンペンをほとんど一人で飲み干してしまった。 パリの夜は最高だぜ、べいべー♪ 船を下りるともう真夜中・・・。 さすがに地下鉄は怖いのでタクシーに乗り込みホテルに戻る。 いろんな旅行記のトップへ